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ローマの七賢物語 卒論前の英語学演習1のレポート

8. 文化の標準的運搬人としての言語
 人類学者による文化は、伝統、習慣、宗教、生活様式で 階層はない。人間の活動の基本的類似点は、指と手を象徴するローマ式数字が示し、 言語は、呻き声の連続から始まり、その人相書きに一致する口語はない。すべての言語は、 複合や借用に「語彙増大のからくり」を持ち、後進の言語で、区別を要求する物と活動は複雑であり、 インディアンのある言語は、話す人と話しかける人との接近と隔たり、見えない所、過去未来の間で区別する。 言語の学習は、純正実際的見地から客観性と科学性の分離を可能にする。 言語は、人種的、国家的特性で、情報を収集できる。
 英語の語彙は、イスラムなどの外国文化によって英米文化にはない習慣や制度について 説明する外国の単語で充満し、単に辞書編集者や作家によって英米文化の範囲に入った語もあるが、 文化の相互透徹があり、外来語と外来文化は、外国の起源の認識を失う地点で採り入れることができる。  いったん言語が確立すると、話者は一定の型と傾向に従う行動と思考を強要されるという肯定命題の 支持者は、動詞の時制が感覚を強いて、文明を導くと主張する。 英語は、表現を増やし他の言語なら婉曲表現による考えを表明するのに適うようになったが、 英米資本主義構造の新造語をロシア語に翻訳できるかは疑わしく、ぎこちない組み合わせで 使わねばならない。
 話者から言語へ初めの動きは否定し難く結果としての文化は、話者の活動の所産だ。 物質的知的発展をした国としない国の間の階層を確立した文化という語の容認で、 1つの背景の中に没した西洋文明の伝達手段だった。
 アラビア語、中国語、サンスクリットによる文化、西洋観念論と分化するロシア語から 生じたソ連文化等が他にある。新文化の発生、発展を妨げるものはない。

9. 言語地理
 言語地理は、あらゆる地域に実地調査者を派遣して進められた方言調査を示し、 各言語地図には、音標文字で転写した語句を当てた。 言語の均一性は、想像の産物であり、地域方言の相違は文法構造よりも 音声と語彙に充当する。 米国言語地図で全くあるいは部分的に無関係な "dragonfly"(トンボ) の12の言い方や、ある母音の発音の3,4, の異なった方法を発見する。
 ヨーロッパ諸国で、言語の地方的変種は、一層分岐している。 言語地理は、世界言語の分布で、そのうちの主なものは、その話者の人相書と共に 現在、過去、未来に学べる。
 第二次世界大戦中、戦争情報局の伝達手段分析局では、 世界地域の言語関係、接触する人数を確かめ、 論争点を知らせる宣伝を工夫していた。 仏領アフリカと赤道アフリカの支配を奪取された時、 各地域で話されている母国語は何か、 米国の活動は、原住民の利益に対し行なわれないという事実報告の仕方を 知るため、これは重要となった。 戦争が終わると西アフリカの言語分布を扱い、この資料は 科学便覧に繰り込まれ、今も残る。
 言語の分布は国際状況で、言語は衝突した利害を戦闘なしに調停する 基本的な方法であり、歴史の流れに沿って人間を運ぶ。 たとえ理想的な言語を偏見よりも 事実に基づいて選択できても、現在の外国と文化の事実を知った時、 偏狭に固執すると、その偏狭を無知な段階よりも合理的にさせる。
 言語地理学は、最も社会学上の側面であるのに、 公用語学習を続ける学校で疎かにされた。 それは、完全無欠な文法や音韻法則、文学的価値を取り扱わず、 最小公分母、人間を扱う。

10. 何が言語を重要にするのか
 普通の個人、実業組織、政治の見地から、 語学、科学上の言語の重要性は、大きな変化を示す。 世界中の約2796の言語が口語として使用されている。 1000以上は、文化、商業的重要性の低いアメリカインディアンの 言語で、端数を入れず各500は、アフリカの黒人、太平洋諸国の人々、 アジアの言語で、 そのうちの"Bahasa Indonesia" は、通商用言語として用いられる。 他の少数言語は、ソ連邦のアジア部分、北アフリカに現れ100を超えない。 散乱した地域の英語は、広大な地域言語よりも実際的価値がある。
 アラブ人が、十字軍戦士をフランク族と呼んだ時代、 ルネッサンス、革命時代のフランスは、ヨーロッパの指導的役割を演じていたが、 今日文化的、軍事的威信をなくし、英語と鉄のカーテンによって たるみを引き絞められた。
 西洋文明の中でかつて軽んじた東洋言語は、承認を要求している。  産業、商業、科学要因は、勢力浸透を意味し英語は、20世紀の先頭を切ろうとする 西と東の言語と競争しなければならない。 読み書きのできる人口は、重要区分で、できない人口よりも効果を生じ、 その能力増長の試みは、成功したが、インドでは、人口の80〜90%は文盲である。
 国際語の擁護者は、加重指数にふけるが、言語の重要性と考えられる要素は、絶対的 個人的に全く不変とは限らず、個人の生涯の間の安定を期待できるだけだ。 言語の存続を決定した軍事力は、その要素の1部である。
 人口と分布は、客観的基礎で、容易に数値で決まるが、それを拒む主観的な選択、 東洋西洋芸術への関心や、科学技術の生産高の全体的比較などがある。 統計は、工業製大量生産のために役立ち、人間の活動を遂行することを期待する地域に 基づく選択の可能性である。

 

11. 言語の国際的 
 エトルリア語は、辺境の地に移民を派遣する中部イタリアの支配的言語であったが、 ラテン語を話すローマ人は、アルファベットを含む文明を採用しながらエトルリア人と軍地的に共存した。 西暦の初頭、エトルリア語は消失したが、その民族は死なず発音の特徴を方言に見出す。 トスカナ方言は、ラテン語のもとの形に最も近いが、ローマ市の方言は、サビヌ語とオスカン語の浸透で 弱められたラテン語である。
 より侵略的な国語による方言の漸進的退去は、 人工的な文明の要因が優勢である時、 中央集中化は、中央集権化から離れる傾向より優勢で (中央集権化 に赤ペン訂正線上修正点゛あり ) 文学的伝統や挙国一致の意思が働いていることを示す。 新しく大きな政治的構成単位の代弁者として2,3 の重要言語によって 存在に押し入れるのは方言ばかりではない。 遠い未来にオランダ語とスカンジナビア語を国際英語に取り替えるのを 幾分期待し、世界主要言語が世界の唯一の言語となる時も来るかもしれない。
 他の言語の伝道で礼拝を強いられる時でさえも、 歴史は話者の代理として残存させる決意と言語の消失の抵抗運動で満ちていた。 Irish, Gaelic (ゲーリック:アイルランド語、スコットランド語、ゲール語、マン島語の総称)復活の運動はその1例である。鉄片と磁石の吸引力に似て、国語は 個人、集団を引きつける。
 スターリンは、世界の言語状況は、1つの国際語というよりもむしろ大地域語に進むと言った。 言語的愛国心が各地で再起する一方で、母国語から分離し原住民の学びやすい メラネシアのピジン英語は愛国心を含まない。
 言語は文化の旗手で、文化帝国主義に動かすこともある。 ヨーロッパ大陸の英語の普及は、英国系アメリカ人の習慣、宗教、伝統、に伴われ、 ロシア語の普及は共産主義の採用と相並んで鉄のカーテンを超えて進む。
 文化帝国主義は、防衛の最も良い形態で 重要言語の協定に時代の徴候が見られる。

12. 言語と世界の未来
 国際語の擁護は、侵略的な多数言語と抵抗運動の少数言語の間の妥協ではない。 国際集会で決定的な不利に気づき言語を学んでも母国語として話す人の堪能には達せず、 当意即妙の応答がしにくい。多くの者は多年継続する下級の地位、妥協言語、機会均等に ついて疑問を抱き、英語、ドイツ語、ロシア語、フランス語だけが地上で唯一の言語ではないと 考えた。
 人工物の多量な時代には、バベルの塔から相続した言語の弊害を除く ヴォラピュック、エスペラントなどの国際語の擁護と、その人工語を嫌い、 現用国語の前進という論が同時に起こった。スウェーデン語やフィンランド語が、 帝国主義の伝達手段、あるいはベーシックイングリッシュのような 国際補助語であると言うことはできない。
 大地域語は修正され、スペイン、ロシア、中国、ヒンズスタン語は、 それぞれの大西洋沿岸諸国、ソ連帝国、極東、南アジアを暗示し、 英語、フランス語は、各圏で移動の目的にかない、大昔のラテン、ギリシャ語の ように2国語併用世界の創設も驚くにはあたらない。
   ザメンホフの創案したヴォラピックの短い流行の後、 現れたエスペラントとその派生語は、近世、西欧の主要言語を平等に採用して 造った混成語で、会議の書面に役立つインテルリンガ( 国際補助語 interlingua)と闘争中である。 しかし国際語は貿易と旅行にとって著しい恩恵となると大部分の世界の住民が認識しいるにもかかわらず、 国際団体 UN(国際連合)と UNESCO (ユネスコ 国際連合教育科学文化機関) の無関心は問題を複雑にする。
 英語はその触角を自由世界のすみずみに伸ばし、 ロシア語は、ソビエト衛星諸国に押しかけて行く他、 伝統的に帝国主義言語の中国語、マホメット教団のアラビア語、ヒンドスタニー語に 吸収されたベンガル語などの世界状況がある。

 人類の発生した地域は、アフリカ大陸である。 道具の制作、火の利用、言語の使用は、人類の文化的特長であった。 都市の文明と、農耕と関係のある文化という語の意味で、精神的 内面的なものを探ることはむずかしい。
 2章においても、言語を学ぼうとする精神的必要性は、貿易、宗教、外交、 芸術、文学、絶えず成長している人間の基本的統一体の意識から 新しい力を得ると述べられている。 そこには都市以前にも見られたものがある。
 5章の"The art of writing" スメル語、アカド語のくさび形文字は、民族系統不明のシュメール人が 最も早く都市文明を築いた頃の発明である。 それが、バビロニア、ヒッタイト、アッシリア、ペルシャに継承された。
エジプトでは、象形文字が発達し、神聖文字、神官文字、民衆文字の3種類があった。 メソポタミアには、泥土文書があった。 インダス文明の象形文字、中国の甲骨文字が文明の成立と関わっていた。
 9章における地球上の言語分布とは、ゲルマン語系、ラテン語系、 スラブ語系、イラン・アルメニア語、インド語、ドラビタ語、 セム・ハム語、スーダンニグロ語、バンツ語、古アジア語系、トルコ語、モンゴル語、 ツングース語、中国語、日本語、マライ語、エスキモー語、 アメリカインジアン語などを 地図上でしばしば示した民族の地域である。 同様に宗教分布は、キリスト教、(新教、旧教、ギリシャ正教) 仏教、ラマ教、道教、儒教、回教、ヒンズー教、その他の宗教で示されている。

婉曲語法の研究 (担当者 雨宮 剛教授 科目名:英語学演習 I)

  euphemism 婉曲語法 と dysphemism 偽悪語法 は、正反対の語で共にギリシャ語 euphemismos (good speech) , dyspheme (bad speech) から出た。この場合のgood speech は、語がよく見えるようにした 指示する対象で、call a spade a spade (ありのままに言う、あからさまに言う、直言する) をしたくない時 euphemism を用いる。 即ち的確だが不快な語を穏やかな表現に代えるのである。
 神聖な物と示されたポリネシア・トンガ語起源の最初の taboo は、ある物の名を挙げて示すと神の怒りを呼びさますという迷信にあった。 ギリシャ神話の復讐の女神 Erinyes を Eumenides (the good one) と呼んだり、 古代ゲルマン語の kenning も 畏敬の念の表われであった。 taboo word は、社会的慣習に基づくあらゆる種類の禁制に次第に範囲が拡大された。
 「中世ロマンス諸国で word は、"the word of God" を意味するようになり、全能の神を侮辱しないために スペイン人・フランス人・ポルトガル人・イタリア人は、不浄の word を示す時に 寓話的な euphemism を発展させねばならなかった。」(注1) OED (オックスフォード英語辞典)1000 年以来の bitch に否定的意義はないが、女性に対する軽蔑的な語即ち dysphemism となってから後、1700〜1800年代; dogess, lady dog, Puppy's mamma がそのeuphemisim となった。

 euphemism は、circumlocution (まわりくどさ;婉曲な言いかた;etc.) と同義であるが、jargon, euphuism, cant は、speech(会話), literature(文学), taboo word(タブー語)に 関して歴史的に重要である。

 中世フランスで jargon は、twittering (さえずるようなおしゃべり) を意味し「無意味なおしゃべり」(注3) の意味で英国へ入った。 20世紀までに jargon は、職業上の通用語、 学者間の専門用語として 教育学、経済学、社会学、心理学などで 用いられる。

euphuismは、16世紀の John Lyly の小説、 "Euphues" から生じたうわべだけ美しい文体のことである。 euphuism は、 bad thing (悪い事)を 「言い回しの薄紫色の煙幕」(注1)で隠そうとした。 最も明確な例は、第2次世界大戦中 Maury Maverick に由来する gobbledygook であり、華麗な修辞に満ちて長広舌をふるう。

 cant は、18世紀に four-letter word に代表されるような様々な野卑な言葉を示すために 辞書編集者によって使用された言葉であり、1775年にロンドンで出版された辞書にも包含された。 (注3) 1700年代の kick the bucket,(to die) 1400〜1800年代の Ruffin, old (the devil) がある。(注2)
 Shakespeare  作品の不穏当な箇所  [日本語は訳例]
malady of France , [フランスの病] (HenryIV),
act of shame,  [恥辱の行為]  (Othello) 及び euphemismの
act of darkness,  [闇の行為]  (king Lear)
stable,   [安定した] (A winter's tale),
foul mouthed,  [口汚い]  (Henry VI), 
「1800〜1900年代にみだらな語を使う人の意味」(注2) を削除した Bowdler (『トマス・バウドラ:1754-1825 :シェイクスピア作品の検閲版 Family Shakspeare を1818年に出版した。2026年 AIアシスタント』 )の影響のもとでタブーとなった語が再び現われたのはつい最近のことであった。 今日用いられる slang (俗語)の多くは、法律の向こう側の人々に 由来するものである。

 euphemism の全盛期はビクトリア朝であった。 多くの衣類の品名が上流社会で容認されず corset コルセットは、foundation garment ファンデーション ガーメントと婉曲に言った この時代に breeches (ズボン)は堕落の兆しで、 leg は人間であろうと家具であろうと limb に取って代わった。 ビクトリア朝の中産階級の礼儀には、服装の他宗教、財産も 含まれていたが、ほとんどの人々は貧しく不健全で道徳とは無関係だった。 19世紀のイギリスは、一般大衆に繁栄と経済的独立の機会を提供し、この時代の価値は 自己満足と過大視された delicacy (優雅さ)であり、 社会発展の特性は、下層階級とたちまち拡張した中産階級との間の断絶であった。 (注2)

 礼儀正しいイギリス人は、労働階級の bloody (血なまぐさい)というのろい言葉を極めてひどい事情のもと以外に 口にしようとしなかった。 その euphemism 婉曲語には、1600年代 blast: (一陣の風、炭鉱などの爆発、放屁、飲み騒ぐパーティー、楽しいひと時、スリル、…英和辞書参照) 1800年代 blessed :(神聖な、清められた、子供を授かった、忌むべき、ひでえ、(英和辞典参照) (注2)  この語の衝撃は、真の意味よりむしろ下層階級起源のためとされる。 blood が血気盛んな男性、しゃれ男の意味で Cockney (ロンドンの製造業者)の象徴となる前、この語は多数の使用法がありまた 語源は上流社会で発話された時に持つ効力を説明し、 1900年代初期 blood disease (血液疾患)は、 syphilis (梅毒)のeuphemism となった。

 文化は回避すべき範囲を限定し 人々に婉曲語句を用いる動機を与えた。 言葉の使用に関する制限は、ビクトリア朝時代からアメリカに浸透し 今でも効力がある。問題は、我々が骨を折って作り上げた概念上の調子の高い 代用語をもってしてもなお不快な事実はあり、 「euphemism の運命は、短期間だけ回避のストラテジーを維持する。」 (注4)ことである。

 「我々の先祖のように 話題が死、排泄、性の時に我々は単音節語の代わりとなる 婉曲語を用いる傾向がまだある。」 (注4)
婉曲語: last home,最後の家  last muster, 最後の点呼   last reward,  最後の報酬    (単音節語 death , 死)
婉曲語: dear departed , 亡き方     (a deceased person 死去した) は、1900年代のアメリカ婉曲語法である。